◆剥がれ強度が改善(旧技術の約3倍)
試験条件
●クロスヘッド速度:200mm/min
●試験温湿度 : 23℃ 50%RH
●試験機:インストロン万能試験機5582型
★生体用シリコーン裏装加工義歯
旧来の生体用シリコーン裏装加工技術を改良
生体用シリコーンの「完全ゴム化」に成功
今までの「剥がれの問題」「色調の問題」「汚れの付着の問題」を一挙に解決
試験結果
●180℃剥離接着強さの結果を下記に記載
(部分床義歯まで完全対応可)
<旧技術との比較>
◎新技術フェアリーデンチャー : 127N/27mm
◎旧技術フェアリーデンチャー : 53N/27mm
◆表面状態の改善
★旧技術・・・面が乱雑(汚れやすく、吸着が良くない)
↓ ↓ ↓
★新技術・・・面が滑らか(汚れにくく、吸着が良い)
☆新しく「ソフトタイプ」を開発しました!
女性の下着「ヌーブラ」と同じ柔らかさです。
☆色調の改善・・・レジン色と同化します。
完全ゴム化によって透明度が増しレジン色が透過!
※詳細につきましては、当社までお問い合せ下さいませ。
〔電話&FAX〕 : 044-812-0579
〔E-mail 〕 : info@dckh.net
1. フェアリー加工は、生体用シリコンジメチルシロキサン・シリコンゴム(厚生労働省承認番14500AMZ00540) を裏装材として、接着剤やプライマーなどを使わずに接着する新しい義歯粘膜面裏装加工技術です。
2. 総義歯、部分義歯、金属床等に応用可能です。
(ただいまのところ、バルプラストには加工できませんが、技法を現在研究開発中です。)
3. インプラント、バーアタッチメント、コーヌスクローネ等のオーバーデンチャーとしても最適です。
旧技術との違い
1. フェアリー加工では、剥がれ強度が旧技術の約3倍と改善され、部分義歯床まで完全応用可能となりました。
2. 旧技術では、表面性状が乱雑であったのに対し、フェアリー加工では全く滑らかになりました。 そのため、汚れの付着が大幅に改善されました。
3. シリコンの完全ゴム化が可能となり、シリコンの透明度が増加しました。
これにより、レジン色が透過するようになったため、審美的に違和感がなくなりました。
長所と短所(レジンとの比較)
1. 吸着性が良いフェアリー加工では、従来の義歯の吸着構造に加え、生体用シリコンの弾力性による把持効果が発揮されます。
2. 咬合力が向上する咬合圧が分散され、粘膜への刺激が軽減されるため、疼痛を抑え、患者様に「噛みしめられる喜び」を提供できます。
3. 粘膜負担を緩和する粘膜の厚みや歯槽骨の形状が不均一であっても、咬合圧の負担を軽減し、骨吸収を抑えます。
4. シリコン面が汚れやすい
5. 重ね裏装、継ぎ足しが出来ない必要な場合には、再裏装しか方法がありません。